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2006-06

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スペイン 1-3 フランス

得点
28'ビジャ1(スペイン)
41'リベリ1、83'ビエラ1、92'ジダン1(フランス)

太陽のように明るく、そして眩し過ぎるほど輝きを放っていたスペインと低飛行ながらも決勝TMに上ってきたフランス。

キックオフからスペインは高いディフェンスラインを引き、アンリを何度もオフサイドに掛けていた。前半28分にビジャのPKから先制した後も追加点をも狙うべく、ディフェンスラインは高く保たれている。スペインは確かな自信があったに違いない。ウクライナ戦では見事に機能していた。サウジ戦ではつまらないミスから破られる場面があったのだが、消化試合からくる油断であれば問題なかった。

しかし、フランス戦でついにスペインの高いラインどりは欠点を覗かせ、決壊した。前半41分、スペインはアンリを嵌めるべく当然のようにラインを上げた。だが、歴戦の雄ビエラはリベリからのパスをアンリへと送らなかった。そのまま2列目から飛び出てきたリベリへとパスを返してスペインラインを突き破った。独走したリベリの同点ゴールが生まれた。

さらに後半6分、ジダンのループパスからマルダが破って見せた。これはカシージャスの好セーブに阻まれたがフランスはスペインのラインを攻略し始めていた。

しかしスペインは決して引かない。攻撃的なサッカーに誇りを持っていた。後半9分と27分に早々と交代枠を使い攻め続け、14分、22分、33分とサイドを起点にゴールを脅かす。

その後、両チームとも得点を決められず、緊迫した試合は膠着状態に陥っていた。

そのまま、延長かなと思われ始めた後半38分、スペインはゴール中央で横パスを取られるというミスを犯す。奪われたボールはあっという間に広大なスペースに走りこむアンリに送られるそうになる。プジョルは体を張ってアンリを止めた。フランスはさほど有効ではない距離からのFKを得る。そのFKはゴール中央に待ち受けるアンリの元に飛んだ。シャビ・アロンソがそれをバックヘッドでクリアしたところにファーポストにビエラが待ち受けていた。ビエラはフリーだった。ビエラは来たボールを確実にミートし、ゴールに押し込んだ。ついに、フランスが勝ち越したのだった。

その9分後、フランスはまえがかりになったスペインから中盤でボールを奪い、ジダンのドリブルから決定的な3点目を決めたのだった。フランスは難敵スペインを葬り去り、フランス大会の再現を狙うべく、王者ブラジルと激突する。

敗れたスペインはいつものスペインだった。しかし、一番印象に残っているのもスペインである。スペインは攻撃的なサッカーを披露しながらもそれが仇となり、大会をあとにしなければならなかった。

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ブラジル 3-0 ガーナ

得点
5’ロナウド1、46’アドリアーノ1、84’ゼ・ロベルト1(ブラジル)

結局はブラジルの圧勝になった。
ガーナペースでスタートしたがブラジルは前半9分、ガーナの高いライン裏に抜け出したロナウドがGKを交わして、先制ゴールをワンチャンスで手に入れる。その後もガーナの攻勢は続くのだが得点を奪うまでには至らず、対してブラジルは前半終了間際の46分、カウンターからカフーのクロスをアドリアーノが押し込んで2点目。

ブラジルは後半ものらりくらりとガーナを交わし続け、終了間際の84分、ゼ・ロベルトのオフサイドギリギリで抜け出して駄目押しの3点目で勝負あり。

ガーナの中盤でのパス回しやドリブルなどでチャンスを作る力は申し分なかったが、アフリカ勢最大の欠点の決定力不足は相変わらずだった。

今大会、アフリカ勢が印象に残る試合をしていた。コートジボワールやガーナがアルゼンチン、オランダ、イタリア、ブラジルなどと互角の勝負をしたのは周知の事実。彼らが勝利を収めてもおかしくなかった。だがそれは幻想。強国との実力差は明らかだった。サッカーにおける最大の課題の決定力が余りにも差が激しかった。

2010年までアフリカはこの最難関の課題を解消できるのだろうか。もしも解消できれば、彼らは一躍優勝候補となりうる力を秘めているのは間違いないと思う。

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ポルトガル 1-0 オランダ

得点
23’マニシェ1(ポルトガル)

両チームとも2戦目でグループリーグ突破を決め、次の3試合目で選手を温存して、この一戦に備えたポルトガルとオランダとの対戦は好勝負が期待されていた。この試合は予想通り、スリリングで、そして激しい波乱の一戦となった。

一進一退の攻防が進む中、先制したのはポルトガルだった。
23分、デコの上げた右グラウンダークロスを受けたパウレタがペナルティエリア内でキープし、そこに走りこんできたマニシェがボールを譲り受け、軽やかなドリブルから右足を振り抜くと、豪快にゴール右に突き刺さった。

試合はそのまま、ポルトガルのリードで折り返すことになる。ただ、終了間際、ポルトガルのMFコスティーニャがこの日2枚目の警告を受け、退場処分を受けていた。後半、1点ビハインドでも数的優位に立ったオランダは、試合を優位に進められるはずだった。

しかし、後半開始早々の3分、ゴールエリア前でのコクのボレーシュートはバーを叩き、絶好の得点を逃したオランダは、前半にロナウドを負傷退場に追い込んだボラルーズが2枚目の警告で退場処分となり、数的優位は消え去ってしまった。そして、これを契機に、両チームの雰囲気は一触即発モードに転化して、試合はさらに荒れ始めていった。

刻々と時間が経つ中、チャンスを作りながらも得点を挙げられないオランダに焦りが見え始め、対してポルトガルもオランダの猛攻を防ぐ上で欠かせない危険なファールが必要だった。そして、にわかに高まり続けていた異様な雰囲気は後半28分、デコのファールで爆発した。小競り合いからオランダのスナイデルとファンデルファールト、遅延行為でポルトガルのリカルド、ラフプレーでヌノ・ヴァレンテ、そして33分にデコが2枚目の警告で退場となり、ポルトガルは9人で守らなければならなくなった。

オランダは目の色を変えて9人になったポルトガルを攻め続けた。それでも、得点が入らないオランダは39分には190cmのヘッセリンクを投入し、パワープレーで打開を図った。ロスタイムは実に6分もの長い時間がとられたが、得点は生まれることなく主審の長いホイッスルが鳴ったとき、全てを出しつくし、仰向けに倒れ、空を見上げるオランダの選手の傍ら、ワールドカップ11連勝を飾ったフェリペはスタッフと抱き合い、耐え続けた選手はみな折り重なって歓喜したのだった。

ポルトガルが9枚、オランダ7枚と実に16枚のカードが飛び交い、両チームとも二人ずつ4人の退場者を出した試合はポルトガルが1-0で逃げ切った。だが、次戦のイングランド戦では、デコを出場停止で欠き、負傷退場したロナウドの出場も心配される。ポルトガルとしては、オランダから勝利を得た代償はとてつもなく大きかった。

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アルゼンチン 2-1 メキシコ

得点
10’クレスポ1、98’ロドリゲス1(アルゼンチン)
6’マルケス1(メキシコ)

グループリーグを圧倒的強さで通過したアルゼンチン。曲者のメキシコをどう料理するのか、この試合の焦点だった。だが、この試合の勝者に相応しいのはチームはメキシコのほうだった。

試合開始してすぐの6分、右FKをニアにいたピネダがファーサイドに流し、マルケスが詰めて、メキシコが先制に成功する。その4分後、アルゼンチンも右CKからクレスポのゴールがすぐさま同点に追いつく。そのまま、アルゼンチンが勢いに乗ってメキシコを叩き潰すかと思われた。

だが、アルゼンチンは奇妙だった。
守備はまだしも、攻撃はセルビア戦のようなパスワークは拝見できず、リケルメのスルーパスに頼るという淡白なもので、打開を図ろうとしても、クレスポは起点になれず、サビオラはドリブルを試みては失敗するという繰り返しだった。

試合はメキシコペースになっていた。
しかし、サッカーの神はGKのファインセーブや的確なカバーリングで実力に勝るアルゼンチンの攻撃を防いだメキシコに残酷な審判を突きつけたのだった。貴重な交代枠は怪我人に費やされ、前半終了間際のチャンスは悪質極まりないエインセのファールに潰され、判定はアルゼンチン寄りで不均衡に見えた。

試合の結末もメキシコには手厳しいものだった。
延長98分、右ペナルティエリア外でロドリゲスのもう一度撃てといわれても撃てそうに無いポレーシュートがメキシコゴールに突き刺さったのだ。そのあと、メキシコは必死の抵抗を見せたが、相手はアルゼンチン。もう、かれらにできることは無かった。

これで準々決勝は順当にドイツとアルゼンチンという組み合わせになった。急速に力をつけているドイツとアルゼンチンの決戦はドイツ大会の大きなハイライトになるだろう。ディフェンスラインに不安のあるドイツとリケルメのキラーパスを持つアルゼンチン、好試合は間違いない。

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トーゴ 0-2 フランス

得点
55'ビエラ1、61'アンリ1(フランス)

得点が取れないフランスはスイスと韓国に引き分け、このトーゴ戦でどうしても勝つ必要があった。しかも、できれば2点差で。フランスは大黒柱のジダンを欠いたこの試合でアンリとトレセゲの2トップで試合に挑んだ。その効果は大いに見られたが、ただ、試合の行方を左右したのは良くも悪くも23歳リベリだった。

フランスのビッグチャンスの多くはリベリを経由していた。ドリブルで切れ込んではクロス、スペースに飛び込んでは決定的なパスを送る。彼はこの日のフランスの核を担っていた。ただ、スイス戦で打てるのに撃たなかったように、彼はシュート精度に問題があったのだった。フランスは多くのチャンスを作るものの点が入らない。まるで2002年のフランスをようだった。

しかし、55分、ついにフランスに歓喜が訪れる。リベリが得意のドリブルでぺナルティエリア内に侵入する。そこで彼は迷わず素早く、ビエラにパスを送った。そして、ビエラが落ち着いてゴール右隅に蹴り込んだのだった。

その6分後、リベリのロングボールをビエラが落として、アンリが自力での決勝TM進出を決める2点目をあげたのだった。リベリは戦犯になるどころか自分の長所を活かし、フランスを決勝TMに導く影の立役者になったのだった。

フランスはこのまま、安全に試合を進め、サポーターにブーイングを浴びながらも逃げ切った。決勝TM一回戦はスペインと戦う。ジダンも帰ってくる。この試合でトレセゲの頭は大いに役立った。リベリのパスを受ける選手は当然、多いほうがいい。果たして、ドメネク監督はどういう陣容で戦うのだろうか。

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サウジアラビア 0-1 スペイン

得点
36'ファニト1(スペイン)

今試合、過去2戦のスタメンメンバーを総入れ替えしてきたスペイン。
主力組を休養させ、控え組の試合感を保ち、競争を促す意味合いを持つ。決勝TMでの戦いは厳しく、行き詰った試合での控え組み爆発力が必要な試合もある。すでにグループリーグで控えの選手が大活躍している。日本を圧倒したオーストラリアのケーヒル、ポーランドを粉砕したドイツのノイビル、昨日のイタリアのマテラティと決定的な仕事をしている。

控え組のスペインはこの試合も流れようなパスワーク、ペナルティエリア内で落ち着きは華麗で、人々を魅了し、これまでと遜色ない試合内容を見せた。控えとはいえ、ビッグクラブで活躍する選手からしたら納得の内容ではある。まあ、厳密に言うと決定力が欠けていたのだが、枠内シュートが多かったのでこの問題を深刻視するほどではない。36分、レジェスのFKをファニトが叩き込み、ようやく先制する。

後半にはビジャやトーレス、シャビと主力の要を投入し、更なる得点を狙った。しかし、後半20分を過ぎると、ペースを落としたのか、集中力が切れたのか、それともサウジアラビアが頑張ったのか、スペインが守勢に回りはじめた。サウジの攻勢は決定機をも創り出すほどだった。その傾向は試合終了まで変わらず、スペインサポーターのブーイングが響くなか、1-0とスペインは最小得失点差で勝利を収めた。

決勝TM進出が決定しており、暑いことから無理をすることはなかったのかもしれない。(アラゴネス監督は怒っていたが) スペインは主力を温存して3連勝を飾り、これまでに無い手ごたえと評価を得て、ワールドカップ初優勝を狙う。

このサウジの敗戦で韓国を除くアジア勢の3チームの勝ち点は総じて1しか得られなかった。当初不振だったアフリカ勢はガーナが決勝TM進出を果たし、コートジボワールは大会に大きな衝撃を残した。

もし、この後行われる韓国がスイスに破れフランスが勝つとなれば、全てのアジア勢が敗退するということが起こるやも知れない。そうなればアジア枠の減少は避けられないはず。2010年南アフリカ大会のアジア予選はやっとヨーロッパ、南米、アフリカ並みの地獄に変わる。これは日本にとって喜ばしいことだと僕は思う。

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チェコ 0-2 イタリア  

得点
26'マテラッツィ1、87'インザーギ1(イタリア)

初戦で素晴らしいサッカーを披露したチェコはグループリーグで散った。

この試合、チェコを取り巻く環境は厳しかった。
前半26分、CKからマテラッツィのゴールを決められ、チェコの16強の可能性は限りなく低くなった。ロシツキーが押さえられ、怪我から復帰したバロシュも思ったような活躍ができない。当然、コラーもいない。イタリア相手に一人少ない10人での戦いを強いられ、さらにガーナがリードしているとも情報が彼らチェコの選手たちを萎えさせるのに十分な状況であった。(彼らはそんなことで諦めるような軟弱なチームではないが)

もっとも引き分けでも決勝TM進出が決定するイタリアとしても、この試合はとても危険なものだった。負けてはならない戦いの相手はあのチェコであることから、イタリアはレギュラーのFWトニをMFザンブロッタに変えてきた。それでも、誤算はあった。ネスタが途中で負傷交代するアクシデント。しかし、その交代は幸運を呼び、今大会で目立っている交代選手のゴールを生んだ。

チェコは後半、ネドベドが孤軍奮闘してイタリアゴールを脅かしたが、ブッフォンの好セーブに遭い、一方のイタリアは守備的な選手交代を施し、カウンターからまたもや途中出場のインザーギが87分に追加点を決め、勝利を決定的なものにした。イタリアの試合巧者ぶりは健在だった。

結局、チェコは1勝2敗の成績で大会を去る。稀代のフットボーラー・ネドベドを擁し、人々を魅了したブリュックナー体制のチェコの一つの時代が終わりを告げた。チェコは最後までワールドカップには縁と運が無かった。

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スウェーデン 2-2 イングランド

得点
51’アルバック1、90’ラーション1(スウェーデン)
34'J・コール1、85’ジェラード1(イングランド)

前の試合でいいところなく途中交代を余儀なくされたJ・コールはこの試合、汚名返上とばかりに再三、左サイドを崩していた。切れ味鋭いドリブルを武器に、つまらないイングランドサッカーにアクセントを与えてくれる貴重な存在の彼はこの試合、シュート力もパス能力をも兼ね備えていた。

前半34分、クリアされたボールを胸で”ポン”とワンラップして、下から擦りあげるようにシュートを放った。ドライブ回転したそのシュートは漫画のように見事に落ちて、スウェーデンゴールに突き刺さった。

加えて、引き分けが濃厚という雰囲気の後半40分、ペナルティエリア右前でボールを受けた彼は、ミドルシュートを打つと見せかけてタメを作る。その隙に、左サイドでフリーになったジェラードを確認し、ふんわりとした決定的なピンポイントパスを送った。

今日のヒーローは間違いなくJ・コールだった。

チームが残念にも引き分けに終わっただけならまだしも良かったものの、悪夢が襲っていた。試合が始まって間も無く、オーウェンが負傷していたのだった。オーウェンは手で目を覆いながらタンカに乗ったまま、観衆の目の届かないところに去っていった。おそらく、かなりの重傷・・・。イングランドはB組を1位で突破したものの喜べない状況に陥ってしまった。

対して、イングランドに敗戦したことがないスウェーデンも負けてはいなかった。前半は防戦一方だったのに対し、後半6分、左CKからアルバックがワンチャンスをものにし、リズムを失ったイングランドを攻め立てた。

その上、勝ち越しゴールを奪われ敗色濃厚だった後半ロスタイム、ロングスローがクリアされずに点々とゴール前に転がるところに、ラーションが押し込んで引き分けに持ち込む。その結果、スウェーデンはベスト16に駒を進め、同時に誇りを失わずに済んだのだった。

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エクアドル 0-3 ドイツ

得点
4'44'クローゼ2、57'ポドルスキ1(ドイツ)

ドイツは弱い。ワールドカップ開幕前の親善試合で日本という弱国に2得点を奪われ、ドイツの評判は一層、地に落ちた。開幕戦でもディフェンスラインの脆さを露呈した。21歳DFメルテザッカーと25歳のメッツェルダーの守備は闇雲にラインを上げるだけの代物だった。

ポーランド戦では不安のあるラインを補うように、中盤の守備と攻撃に重きを置いた。その結果、粘るポーランドに劇的な勝利を飾った。彼らは戦いで一番重要である、最後まで諦めることはなく、勝利を信じて疑わない日本の造語であるゲルマン魂を見せていた。凄まじいホームの声援は彼らに勇気と力を与えていた。

この試合でも主力を温存したエクアドルに快勝した。クローゼは早くも4得点。相棒のポドルスキも得点を挙げ、バラックはその実力をいかんなく発揮した。中央のフリンクスが若いDF陣をカバーし、攻撃は中央のバラックやラームとシュバインシュタイガーのコンビネーションで左サイドを崩して、決定力のあるクローゼが仕上げる。3戦全勝のドイツはホームの声援を受け、大きく成長を果たし、勢いと自信を持って決勝TMに挑む。

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スペイン 3-1 チュニジア

得点
71’ラウル1、76’90’トーレス2(スペイン)
8’ムナリ1(チュニジア)

チームを救ったのは不調にあえぐ主将ラウルの泥臭いゴールだった。
シュート数19対3、ファール5対19、CK10対0,支配率65対35。これはスペインが一方的に押しながらも点が決められない展開を表し、同点に追いつくまでの統計である。

慢心というものがあったのかもしれない。
スペインを一気に優勝候補に押すほど、ウクライナ戦で株を上げ、前途洋々だったスペインに早くも2試合目に苦難が待ち受けていた。

前半の8分、ジャジリがプジョルを振り切るフィジカルとドリブルで粘り、飛び込んできたムラリが先制するという誰もが予想だにしないことが起こった。しかし、深刻な雰囲気は全くなかった。ウクライナを粉砕した攻撃力があればいつでも返せるという風に。

実際、スペインは前半、セットプレーでチャンスを創り出していた。ところが後半になると、中盤でパス回しだけしかできなくなるほど、切羽詰った状態に陥っていた。スペインのベンチは57分まで、交代枠を全て使い切って打開を図ったが、なかなかその効果が得られず、チャンスすら作れなくなっていた。

交代選手はホアキン、セスク、ラウル。同点ゴールに関わったのはその3人だった。ホアキンのパスをセスクがミドル、GKがはじいたのをラウルが押し込んだのだった。同点に追いついたスペインは、いつものスペインに戻り、トーレスが裏に抜け出してのゴール、PKでのゴールの2得点を叩き込み、決勝TM進出を決めた。

ワールドカップで成績を残せていないスペイン。しかし、今大会はいけるかもしれない。若さ、中堅、ベテランが噛み合い、雰囲気もいい。経験もある。選手層も厚い。油断も慢心も消える。采配も的中する。スポーツ界でもスペインという国に風が吹いているのもある。お国事情で問題があるといわれ続けてきたがそれを吹き飛ばす力があるのではないだろうか。

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サウジアラビア 0-4 ウクライナ

得点
4’ルソル1、36’レブロフ1、46’シェフチェンコ1、84’カリニチェンコ1(ウクライナ)

初戦のスペイン戦で手も足も出ない大敗を喫したウクライナだったが、この試合、サウジアラビアをまるでスペイン戦の自分たちのように4-0とし、圧勝した。

ショッキングな負けを食らったウクライナの状態が心配されたが開始早々、セットプレーから先制点を奪い、勢いに乗った。先制後も追加点を奪うために、次々とチャンスを創り出した。それらチャンスはラストパスの精度に欠け、得点を奪えなかったが36分、レブロフが虹のような放物線を描いたミドルシュートが決まり、前半を終える。

後半、攻勢を掛けてくるだろうサウジの出鼻をくじくエース・シェフチェンコのゴールがセットプレーから生まれ、勝利を決定付けた。後半の途中からペースを落とし、守備的に戦い始めたウクライナから、得点を奪うほどの力をサウジは持ち得てなかった。その後、ウクライナはカウンターからシェフチェンコの突破からカリニチェンコのゴールで締めくくられた。

この日の圧勝で緒戦の悪夢は幾分か払われたはず。最も予想が簡単といわれたグループHはスペイン、ウクライナと順当になるだろう。しかし、ウクライナはこの日4点を奪ったとはいえ、課題は残された。ラストパスの精度も課題の一つだが、シェフチェンコが要求するスペースにパスが来ないというパスを供給する選手との得点イメージのズレが多くの場面が見られた。次のチュニジア戦でこの課題が修正されれば、ベスト8への道が大きく開くと思う。ベスト8の先は・・・シェフチェンコのリーダーシップ次第かな。

一方、スペインに完敗したウクライナに4-0で完敗したサウジは、次のスペイン戦はどうなってしまうのだろうか。日韓の惨劇が目に浮かんでくるのは気のせいか・・・。

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トーゴ 0-2 スイス

得点
16’フレイ1、88’バルネッタ1(スイス)

今大会でのアフリカ勢の総じて言えることは決定力が低いことが一番に挙げられる。アルゼンチン、オランダ、イタリアと戦ったアフリカ2枚看板コートジボワール、ガーナもまさに決定力の差が勝敗を分けていた。

この試合も決定力の差がスコアに映し出された結果になった。ライバル・フランスと引き分け、フランスが韓国と引き分けたことで、ベスト8が狙うためにも、なんとかグループ首位通過をしたいスイスからすると、まさに試合前のほぼプランどおりだったのかもしれない。

前半16分、左サイドを駆け上がったマニンのクロスをバルネッタがダイレクトで中央に折り返したのを確実にフレイが決め、スイスは早い時間に先制に成功した。

対して、先制されたトーゴも反撃を見せる。26分、左サイドでボールを受けたアデバヨールからカデルは、自らドリブルで密集地帯を抜け、シュートまで行くがGK真正面。トーゴは立て続けの29分、またもや左サイドからのグラウンダーのクロスをスイスDFが空振りしたあと、逆サイドで待っていたドセビがフリーでシュートを打つが枠に飛ばない。

後半のスイスは、前がかりになったトーゴから途中出場したスイスのハカン・ヤキンがいい形でシュートを何本か放ちゴールを脅かしつつ、トーゴの攻撃は自慢の守備力でチャンスらしいチャンスを作らせなかった。そして終了間際の88分、バルネッタが試合を決定付け、非常に重要な意味を持つ2点目を奪う。これでトーゴは万事休す。

これでスイスは勝ち点4、韓国も4。フランスは2、G組は同時刻開始の醍醐味を味わえる展開になっている。

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フランス 1-1 韓国

得点
9'アンリ1(フランス)
81'パク・チソン1(韓国)

途中交代したジダンがドメネク監督と目を全く合わせなかったシーンがまさに今のフランスを表しているかのようだ。

ドメネクは相変わらず頑固だ。アンリは決してヘディングが得意な選手ではない。ボールを貰い、相手を交わして点を取る選手である。前の試合、アンリの足元にボールがいくシーンが極めて少なく、サイドのポジション選手がドリブル突破でクロスを上げるシーンがかなり目立っている。この戦術であれば、ベンチに最適な選手が座っている。そう、トレセゲである。彼はペナルティエリア内で泥臭いゴールを奪う選手である。しかし、ドメネクは彼を大黒のように神頼みにしか使う気がなさそうだ。

不完全燃焼の初戦を終え、ジダンはアンリとトレセゲの4-4-2のシステムを進言したらしいのだが、頑固なドメネクはアンリ1トップの4-2-3-1にシステムをこの試合も採用した。試合は、幸運なゴールだけを奪って不本意ながら逃げ切れると思いきや、81分にパク・チソンに押し込まれ、勝利を得られなかった。フランスは追加点を奪えず、引き分けに終わってしまった。

今、ビエラとマケレレという世界最高レベルの守備だけをフランスを支えている。点が全く取れそうにない。勝ち点2のフランスは追い詰められている。

ドメネクは、アンリとトレセゲという優秀なFWを抱えながら、前大会のアルゼンチンのようにバティストゥータとクレスポの2トップを試すことなく敗退したように、フランスも敗退してしまうのか。ドメネクに英断が求められている。だが、もう遅いのかもしれない。この日、大黒柱のジダンが累積2枚目のイエローを受けてしまい、次戦のトーゴ戦は出場できないのだから。

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ブラジル 2-0 オーストラリア

得点
49’アドリアーノ1、90’フレッジ1(ブラジル)

日本戦を前に、絶対勝たなければならないブラジルと決勝TM進出が決定したブラジル。日本はどちらのブラジルと戦うのか。僕は後者を願い、オーストラリアの大量失点を願った。結果、僕を含め、多くの日本人サポーターの呪いがかかっているこの試合は2-0でブラジルがものにした。日本は決勝TMの決定したブラジルと戦うことになる。日本はそんなブラジル相手に2-0が最低条件となる。(いや、3-0以上かな?)

オーストラリアはこの試合で、失点が増えれば得失点差で危うくなる。それでもヒディングはカウンターの名手を相手に、リスクを犯して攻撃的な選手を次々と投入し、引き分けを狙いにいった。1-0での敗戦を受け入れなかった。(そもそも、日本がブラジルに勝てるわけないと思っているかもしれないが。) 結果は2-0で、賭けは失敗に終わった。

クロアチア戦で引き分けという妥協した選手ととりあえずの勝ち点1である程度満足したサポーターはこの試合を見てどう感じたのだろうか。日本には途中からリスクを犯して上がるのを放棄した選手がいた。それは、体力の限界だったかもしれない。勝ちたくないわけではないだろうが、ポーランド、アメリカより、気持ちで劣っているように感じられるプレーをしたのが、僕は情けなく思う。

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日本 0-0 クロアチア

試合後の選手たち、川淵三郎の衝撃のコメントはこちらへ

試合終了直後にTVに映し出された日本人サポーターのように勝ち点1で喜んでいる場合ではない。この試合の日本は勝ち点3が必要だったはず。それだけに引き分けはとても残念な結果だった。

日本は、守備の課題がまったく修正されていなかったが、PKを防ぐなど運が味方していた。後半になると暑さからかクロアチアが先にバテて、カウンターしか繰り出せない状態になった。しかし、日本は全てのFWが喉から手が出るほど欲しいチャンスを、柳沢は考えられないようなプレーで逃し、得点が奪えない。試合終盤になると、日本の攻撃は中田だけが最後まで諦めず勝利を目指し、ボールを追っていた。何人かの選手は思いたくはないが、引き分けでも良いような、勝ちたい気持ちが足りなかったような印象を受けてしまった。

だがこれでチャンスがなくなったわけではない。日本はブラジルに勝てばまだチャンスは残っている。ただ、日本が強国に快勝、いや同じレベルの相手でさえ快勝したことの記憶が私にはまったくない。日本はもはや、文字通りの奇跡を祈るしか術は無くなってしまった。

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イタリア 1-1 アメリカ

得点
22’ジラルディーノ1(イタリア)
27’オウンゴール(アメリカ)

まず、主導権を握ろうとしたのはイタリアだった。
試合開始直後からアメリカのプレスがきつく、相手陣内に入っていけないイタリアだったが22分、ピルロのFKからワンチャンスをものにして先制に成功する。1点をリードし、余裕の試合運びを見せるかと思われたイタリアはその5分後、まさかのオウンゴールを犯してしまう。さらにその1分後、デロッシが空中戦の競り合い時にマクブライドに肘うちをかましてしまい、一発退場となる。ひとり少なくなったイタリアはその7分後、トッティに代え、ガットゥーゾを投入し、守備的に戦う戦術に切り替えた。

10人のイタリアに対し、11人のアメリカが俄然有利になるはずだった。
しかし、一人多いはずのアメリカは、まるで負けているかのようにボールを欲しがったマストロエニがピルロの足首に両足タックルで退場になる。さらに47分、今度はポープが2枚目の警告を受け、9人になってしまった。絵に描いたような自滅の仕方だった。

イタリアは数的優位になったことで54分、ザッカルドに代え、デルピルロを投入。対して、アメリカも負けじと62分、ビーズリーをピッチに送り出す。そのビーズリーが65分、勝ち越しのゴールを決めたと思いきや、マクブライドがボールに触っていないもののプレーに関与したとして、オフサイドと判定されノーゴール。

逆にデルピエロが決定的なシュートを何本か放ったが、粘りを見せるアメリカのGKケラーにファインセーブされ、この試合のヒーローの座を奪われてしまったのだった。

今大会NO1の醜かった試合は両チーム痛み分けとなる引き分けに終わった。

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チェコ 0-2 ガーナ

得点
2’ギャン1、82’ムンタリ1(ガーナ)

ブラックスターズはアメリカ相手に完勝したチョコを相手に堂々と渡り合った。いや、チェコを凌駕したといっても大げさではない。ガーナ自慢の速さ溢れるドリブルは何度もチェコDFを切り裂き、特筆すべき無尽蔵のスタミナは90分間、ガーナの足が止まることはなかった。

ガーナは、後半途中にチェコのウィファルシが退場になってからはチェコDFをボロボロに捨て去り、スルーパスを通し放題、オフサイドを犯し放題とガーナショーと化した。ガーナの決定力と落ち着きがアルゼンチン並みにあったならば、ラスト20分間で10点ほど取っていてもおかしくはないほどのチェコDFの崩壊ぶりは凄まじかった。

一方のチェコはコラーを失ったことが大きいのか、ガーナの早い寄せにあわてたのかーアメリカ戦で見せたオートマティックなパスワークが失われ、連携ミスが相次いだ。後半もその傾向は続き、ネドベドは苛々しているようにだった。得点の取れなくて焦るチェコはPKを献上し、致命的な退場処分を受け、そのあとはチェフが孤軍奮闘するがDFの足が止まってはどうしようもなかった。

今大会初のアフリカ勢の勝利。アフリカの大将格コートジボワールが善戦及ばず、2敗するなど低迷するアフリカ勢の敵を討つようなインパクトのある勝利で、ガーナは決勝TMに大きく前進したのだった。順当な結果が多い今大会、ガーナは決勝TMに進み、サプライズを起こしてくれるに違いない。

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ポルトガル 2-0 イラン

得点
63’デコ1、80’フィーゴ1(ポルトガル)

試合が動いたのはデコの華麗な一撃だった。
フィーゴから供給されたボールをダイレクトで左ポスト際に叩き込んだ。まるでFKのように軽くカーブの軌道を描いたボールはGKミルザプールをも魅了するほど、美しかった。

試合を決めたのはこの日、精彩を欠いていたフィーゴのプレーだった。
左サイドでボールを持ったフィーゴはペナルティエリア内に進入してきて、したたかに今大会なかなか貰えないPKを獲得した。得たPKをこの試合一番目立っていたC・ロナウドが決めた。この決定的な2点目は1点目を奪ってから攻撃のリズムの出てきていたイランを奈落の底に落とした。

ポルトガルは前半から凄まじいチャージを見せていた。イランは右から左からとC・ロナウドの突破に四苦八苦し、右サイドのミゲルのオーバーラップで押し込まれ、イランはまったくボールをキープすることができなかった。ポルトガルのボールポジッションは一時、70%を越えるほどだった。イランは幾度もGKミルザプールに助けられていた。しかし、デコの見事シュートは防ぐことができなかった。敗れたイランはアジア屈指のタレント力を持ちながら、グループリーグ敗退が決定してしまった。

ポルトガルは次戦、グループリーグ1位を賭けて、メキシコと対戦する。両チームともなんとしても一位突破をしたいだろう。決勝TM一回戦でアルゼンチンに当たるわけだから。

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メキシコ 0-0 アンゴラ

メキシコのサッカーは合理的だ。
ショートパスを繋ぎ、一歩ずつ確実に前に進んでいく。相手にボールを取られるかもしれないドリブルなんてとんでもない。ロングボールからの混戦を狙うなんて不確実な戦法は選択肢にない。まず、確実かつ安全な方法でゴールを目指していく。

アンゴラのサッカーは挑戦的だ。
まず、ボールを持てばドリブル突破を狙う。相手を抜けなければパスを出し、パスを受けた選手は再び、挑戦する。もしかしたらFKを貰えるかもしれない。ゴールが見えれば必ずといってミドルシュートを打つ。これもチャレンジ精神からであった。

まったく性質が異なるチームの対決はスコアレスドロー。アンゴラはドリブル、右サイドからのクロス、セットプレーの三種の武器で得点を狙ったが得点の可能性は限りなく低かった。

後半、運動量の落ちたアンゴラには守ることしかできなかった。引き分けを狙うしかなかった。メキシコの合理的サッカーに決定的チャンスを作られはしたが、前の試合でも攻守を連発したGKリカルドが今試合でも好セーブを連発して、思惑通り、めでたく決勝TMの可能性を残したまま歴史的な勝ち点1を得られたのだった。

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オランダ 2-1 コートジボワール

得点
23’ファン・ペルシ1、27’ファン・ニステルローイ1(オランダ)
38’B・コネ1(コートジボワール)

オランダらしからぬ試合だった。
コートジボワールの速さについていけず、すばやいプレスに屈し、ミスを犯してピンチを招いた。ペナルティエリア内でも汚いプレーの連続だった。後半も早めの選手交代で中盤を厚くするも効果は薄く、後半は攻められっぱなしだった。

それでもオランダは23分、前の試合のロッベンに負けまいとファン・ペルシが突破からFKを得て、自ら直接ゴールに叩き込んで先制する。その4分後、今度はロッベンが中央に切れ込んでからフリーで待っていたファン・ニステルローイにパスを送り、それをきっちり決め2点差とする。 オランダは数少ないチャンスを生かした。

当初から試合の主導権を握っていたコートジボワールも38‘B・コネのドリブルからのミドルを決め1点差に詰め寄ると、更なる猛攻を仕掛け続け、後半になると攻撃の獰猛さはさらに増していき、ほとんどオランダ陣内でプレーしていた。オランダのSBは上がることができず、守備に専念するしかなくなった。

それでもオランダはこういう状況に陥っても何とか耐えた。数多くのファールを犯しても、何本ものシュートを打たれようと、最後の砦の攻略を許さなかった。なんとか全員守備で逃げ切った。無様な内容ではあったがきっちりと勝利を手にした。ワールドカップでは内容より結果が全て。オランダはオランダの精神に反してまで、結果にこだわったのだった。

初戦のアルゼンチン相手に互角の勝負をして、今度はオランダをイタリアにしたコートジボワールは、ポーランド同様に美しい見事な散り様だった。

それにしてもピッピ、ピッピとうるさくて、判定もひどい審判でした。

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アルゼンチン 6-0 セルビア・モンテネグロ

得点
6’41’ロドリゲス2、31’カンビアッソ1、78’クレスポ、84’メッシ1、88’テベス1(アルゼンチン)

レベルの違いは明らかだった。
セルビア・モンテネグロの欧州予選1失点のプライドは粉々に打ち砕かれ、アルゼンチンに蹂躙されてしまった。セルビア・モンテネグロがどれだけゴールまでに強固で頑丈な堤防を築こうとしてもアルゼンチンはいつでも点が取れるといわんばかりのゆっくりした攻めで一つ一つ紐解くようにワンタッチパスで解体していったのだった。

試合当初からアルゼンチンの左サイドの高い位置でソリン、ロドリゲス、リケルメ、サビオラと華麗にワンタッチパスを繋げ、襲い掛かった。その攻撃を受けたセルビア・モンテネグロ守備陣は考える暇なく、混乱状態に陥っていった。6分、左のサイドからサビオラの突破からまず一点、31分、今大会ナンバーワンゴールであろうパスワークからカンビアッソが決めて2点、そして41分、サビオラがDFを交わしてからのシュートをロドリゲスが押し込んで3点目。これで完全にセルビア・モンテネグロは崩壊してしまったのだった。

後半も途中出場メッシの突破からクレスポが合わせ4点目、テベスの突破で5点目、テベスからメッシで6点目。試合は、後半からアルゼンチンサポーターの歓喜がやまない中、6-0という信じられないスコアでアルゼンチンが勝利した。随所にチームの要のリケルメのパスも冴え渡り、ファン待望のメッシも1ゴール1アシストと活躍した。破壊的だった攻撃と同じく守備も攻守の切り替えも非常に早く、選手同士のコーチングもカバーリングもしっかりできており、ソリンも相変わらずよく走る。

攻撃の糸口さえつかめないセルビア・モンテンネグロ。エースストライカーのケジュマンはそんな試合展開からくる苛立ちから悪質なタックルを見舞って退場処分となっては、反撃もままならず、そのあとの大量失点は当然だった。

セルビア・モンテネグロは決して弱いチームではない。この大量失点は単にアルゼンチンが余りにも強すぎるだけである。

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スウェーデン 1-0 パラグアイ

得点
89’ユングベリ1(スェーデン)

スウェーデンには「ようやく」「やっと」という表現が似合う。
この日もトバゴ戦と同じく攻めに攻めた。同じくらいシュートも放った。黄色ユニフォームがゴール前に殺到する迫力もあった。しかし、まったくゴールネットを揺らす気配がなかった。後半開始時にイブラヒモビッチも交代してしまった。この日最大の決定的チャンスのアルバックのループシュートも力弱く、ゴール寸前でクリアされてしまった。スェーデン全体的にラストパスの精度が悪く、連携もイマイチだった。まさに前大会のフランスみたいになっていた。

ユングベリはトバゴ戦でも悪くなかった。この日の彼もスピード豊かに左サイドを突破していた。が彼もラストパスの精度が悪く、得点に結びつかなかった。ではどうすればいいのか。フィニッシャーになればよかった。後半終了間際、彼のポジションがトップ下に変わったとき、ゴールへの堅い扉が開いた。右やや中央よりからのアーリークロスをアルバックがヘッドで折り返しをユングベリが狙い澄まして沈めたのだった。

パラグアイも持ち前の守備からカウンターを見せていたがサンタクルスという大黒柱が不調ではスウェーデンディフェンスを崩すまでには至らなかった。

前の試合でイングランドが見せたように引いた相手から点を取るのは難しい。2試合を終えて、僕が期待したスェーデンの姿はない。でも、欧州の中でもトップクラスの攻撃陣は鳴りを潜めたままではあるが、苦しみながらも決勝TM 進出の道はこの日の勝利で大きく開いたのだった。(イングランドとスウェーデン戦はつまんなくなりそうだ。)

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イングランド 2-0 トリダード・トバゴ

得点
83’クラウチ1、91’ジェラード1(イングランド)

この日のトバゴもスェーデン戦同様に厳重な警備を敷いていた。前半終了間際のドフリーのクラウチのシュートまでイングランドに決定的チャンスを許さなかった。前半はトバゴのプラン通り、0-0のまま終えた。

前半のイングランドはベッカムのクロスは精度を欠き、クラウチは不甲斐ない、ジェラードのミドルも枠にいかない、オーウェンとJ・コールは不調だった。それでは、点が取れるはずもなかった。

後半、イングランドは動いてきた。58分、オーウェンに代え怪我が癒えたルーニーを、守備的なガラスを攻撃的なレノンに代えた。レノンはSBに入らず、WGのポジションを取り、イングランドの攻撃時にはリスキーな2-4-4のシステムにするほど点を欲しがった。

イングランドベンチは分かっていたのだろう。この日、引き分けに終わればスウェーデンとの決戦を迎えてしまうことを。それはさすがにまずい事態である。なんとしても勝たねばならない。しかし、トバゴ守備陣はスウェーデンの破壊力のある攻撃陣を完封した自信を持って、20本を越えるシュートを放っているイングランドの猛攻を防いでいた。やがて、前半、セットプレー以外に攻め手がなかったトバコ攻撃陣も前がかりになっているイングランドにもカウンターを見舞うようになっていた。

後半35分が過ぎ、トバゴの決勝進出の可能性が見えてきた。引き分ければ勝ち点2、スウェーデンとイングランドより力の落ちるパラグアイであれば勝利の可能性もあった。最高の結果が出ようとしていた。だが、日本と同じく後半37分、ついにベッカムのクロスがクラウチの頭を捉え決められてしまう。そのあと、ジェラードにミドルを決められ、日本と同じような展開で2-0と敗れてしまった。

負けてしまったといえトバゴは素晴らしい戦いを見せた。トバゴとイングランドとの実力差を考えればイングランド勝利を容易に予想できた。例え、イングランドがパラグアイ相手に見せた内容でも。

日本は違った。同じような実力のオーストラリアに無様に敗れ去った。守るのか、攻めるのか、打つのか、パスするのかと迷い、中途半端な戦いをして、いいところなく惨敗を喫した。日本はトバゴ同様に力差のあるブラジルと3戦目に激突する。そのときはトバゴのように素晴らしい姿をみせてほしい、たとえ結果が敗北であったとしても。

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エクアドル 3-0 コスタリカ

得点
8'C・テオリオ1、54'デルガド1、92'カビエデス1(エクアドル)

デルガドの積極性が勝利を引き寄せた。
1点目はゴール中央でドリブル突破を図り、シュートを放ったがDFに跳ね返される。だがこのデルガドのプレーを止めようと右サイドの選手をケアしていたDFを引き寄せる結果を生む。跳ね返ったボールは再びデルガドの元に戻り、右サイドにいた選手にパスを出してからのクロスが得点に結びついたのだった。

2点目もデルガドの積極的なプレーからだった。
華麗なワンタッチでのパス交換でペナルティエリアに進入したデルガドは角度のないところでボールを受けた。そこでデルガドは迷わず、シュートを放った。ボールは見事にニア側をぶち抜いたのだった。

エクアドルは2-0、3-0と完璧な戦いをみせ、決勝TM進出が決定した。

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ドイツ 1-0 ポーランド

得点
91'ノイビル1(ドイツ)

WC予選を無敗で突破したポーランドだが、初戦のエクアドルに敗戦を喫し、もう後がないことは理解していたはずだ。最低勝ち点1では厳しい、勝ち点3が必要であることを。

ポーランドは試合開始から、ドイツ陣内でのプレスを仕掛けて得点を狙い、守備でも高い集中力でドイツの攻撃を防いでいた。それでもドイツは前半、決定的チャンスを作った。この日も切れていたラームのクロスからクローゼ、同じくラームのグラウンダーのクロスをポドルスキ、という絶好のチャンスを得るものの枠を捉える事ができなかった。

前半に続き、後半も見ごたえ十分だった。ポーランドは前半にあれだけの激しいプレスを繰り出していたが運動量と集中力が落ちない。ポーランドの鋭いカウンターにドイツはファールで止めるしかなかった。

そこで一つの出来事が訪れる。ソボレブスキーが2枚目のイエローで退場になってしまった。勝ち点がほしいポーランドはさらなる窮地に追い込まれた。しかし、ポーランドは、それから一層激しさを増すドイツの攻撃を懸命に防いでいた。後半終了間際のドイツのチャンスもクロスバーを連続して2回叩くという幸運にも恵まれた。

しかし、サッカーの神は残酷にもポーランドに事実上のグループリーグ敗退を突きつけたのだった。オドンコーのクロスを、中央に走りこむノイビルを止められなかった。自分の意思に反して足は動かなかった。試合終了のホイッスルがなったとき、ドイツとポーランド、進出と敗退のコントラストは厳しくも明白になったのだった。

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チュニジア 2-2 サウジアラビア

得点
23’ジャジリ1、92’ジャイディ1(チュニジア)
57’カータニー1、84’ジャバー1(サウジアラビア)

失礼ながら今大会TOP3に入るであろう興味のないカードのこの一戦だが、選手はそんなことは関係ない。両チームがこの試合にかける思いは強いはず。サウジは前大会で惨敗を喫した雪辱をアメリカ大会以来のベスト16を目指し、チュニジアも3大会連続でそろそろ結果がほしいだろうし、このグループであれば、決勝TMに進出できるチャンスが十分にある。

前半は、当事国でない第3者には観戦意欲に欠ける内容だった。チュニジアは組織的守備でサウジにチャンスらしいチャンスを与えなかった。サウジをみればパスワークも決してよくなく、個人技も高くないためにチュニジアを崩せなかった。前半の見所は前半23分にセットプレーからこぼれだまを押し込んでの先制だけだった。

後半は前半と違って嵐になる。前半まったくだったサウジの攻撃が機能し、57分に、前半に多少スペースのあった右サイドにカウンターからのボールが出る。そのボールをグラウンダーで折り返しを決めて、同点に追いつく。そして84分、またもやカウンターからジャバーが落ち着いて1対1のシュートを決めて、逆転に成功。試合は決まったと思われたが、後半ロスタイム、チュニジアのロングボールを使ったパワープレーでこぼれたボールを折り返して、ジャイディが値千金の同点ゴールを決める。

そのまま、試合は終わり、チュニジアは九死に一生を得る。サウジは運悪く、ルーズボールに勝ち点2を奪われたのだった。

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スペイン 4-0 ウクライナ

得点
13’シャビ・アロンソ1、17’48’ビジャ2、81’トーレス1(スペイン)


スペインは素晴らしくスペクタクルなチームだった。
攻撃はサイドを起点に個人技を仕掛けたり、サイドチェンジで変化を与えたりして好機を演出、中盤のパスワークは華麗かつ軽やかで、ウクライナのプレスを無効化する。守備では的確なポジショニングでスペースを消してウクライナに付け入る隙を与えない。ウクライナが攻めあぐねてのミスボールを奪っては縦パス一本で決定的チャンスを作る。スペインは、ウクライナを粉砕して好発進した。


ウクライナとしてはフラストレーションのたまる試合だったに違いない。
CKで1点、FKが壁に当たって1点、反撃に転じようとした後半開始直後に、厳しすぎるのではと思わせる退場処分を受けてのPKを決められ1点、悲しくも万事休す。何もかもうまくいかない試合だった。攻撃も前半は見るべきところもなく、頼みのシェフチェンコも完全に押さえ込まれ、後半にボロニンがサイドでキープして起点になるもののゴールまでは至らなかった。守備はスペインにやりたい放題される始末だった。

ワールドカップで成績を残せていないスペイン。しかし、今大会はいけるかもしれない。若さ、中堅、ベテランが噛み合い、雰囲気もいい。経験もある。選手層も厚い。スポーツ界でもスペインという国に風が吹いているのもある。お国事情で問題があるといわれ続けてきたがそれを吹き飛ばす力があるのではないだろうか。

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ブラジル 1-0 クロアチア

得点
44'カカ1(ブラジル)

クロアチアサポーターは今日のクロアチアの戦士たちをさぞ誇りに思ったに違いない。

圧倒的な戦力を誇るブラジルを1点に押さえ、度々ブラジルゴールを脅かしていた。クロアチアは素晴らしい戦いを見せていた。彼らはそのことを、選手たちに教えるかのように最後まで鼓舞し続けていた(また、今大会初めて発炎筒を目にした)。その光景は他国の人間にも感動を与えるほどだった。それだけに、思惑通りの試合運びの中でのカカのゴールが悔やまれた。試合終了直後、クロアチアサポーターは大きな拍手で暖かく、勇敢果敢にも戦ったすえに敗れた選手たちを称えたのだった。

この日のブラジルはFWが居なかった。まったく目立っていなかった。ロナウジーニョは強靭なフィジカルとテクニックを披露し、カカは得点(またミドル)を決めた。マジコの攻撃はそれだけだった。この日のブラジルが持ち帰ったのは勝利だけだった。

次戦、日本はクロアチアと崖っぷちの戦いに挑む。クロアチアは強い。負けるかもしれない。例え、それでも、サムライブルーはスタジアムに、TV観戦するサポーターに大きな感動を与える戦いを望みたい。

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フランス 0-0 スイス

メキシコとイランが見せた互いの武器を相手の喉元に突き刺しあっていた戦いとは違い、フランスとスイスは守備を重視した、互いの手の内を知り尽くしているからこその慎重な戦いだった。

決定的なチャンスを同じくらいあった。

フランスの攻撃には迫力がなかった。前半からリベリが目立っていたが最後のところで詰めが甘く、決定的な仕事ができなかった。精彩を欠いていたアンリがチームに噛み合っているようには見えなかったし、試合途中であったジダンとテュラムやギャラスが激しく口論、議論している場面が僕の頭に鮮明に焼きついている。フランスの先行きがとても不安である。

スイスは堅かった。動きではない。守備がである。持ち前の堅い守備はフランスの攻撃をはじき返し続け、数少ないセットプレーでスタジアムを沸かした。勝つチャンスはフランス以上にあった。しかし、触ったらゴールという最高レベルの決定的チャンスを生かすことができなかった。

ジダンのラストダンス。チームは結束したかもしれない。それでも優勝は難しい。チェコやイタリアを見たらお世辞にも優勝なんて口にはできない。もっともフランスはグループリーグはペースを押さえて、徐々にペースを上げていくつもりなら別だが・・・。

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韓国 2-1 トーゴ

得点
54'イ・チョンス1、72'アン・ジョンファン1(韓国)
31'クバジャ1(トーゴ)

アジアの盟友韓国、前大会ベスト4の力を証明すべく、ここまで全敗のアジア勢の威信を懸けて、新興勢力の、監督問題のドタバタの影響が気になるトーゴを相手にした。

前半は両チームとも爆発的なプレスで激しい中盤のつぶしあいになる。前半に点が入りそうにないと思ったが韓国守備陣に一瞬の油断が出て、トーゴに先制を許した。

しかし、後半54分、アジアのスター・パク・チソンの切れ込みからファールを誘い、絶好の位置でのフリーキックと相手選手の退場という最高の成果を得る。この得たFKを4年前の鈴木を思い出させる銀狼イ・チョンスが直接トーゴゴールに叩き込む。そこからは完全な韓国の時間になる。そしてついに、72分に途中出場のアン・ジョンファンが逆転ミドルゴールを決める。

そのあとはオランダばりのボール回しを見せて、時間を使いながらのスタイルに移行。前半の激しいプレスで体力が失われているトーゴにボールを追い回す力は残っておらず、韓国のパスミスからの鋭い攻撃だけで、そのまま試合は韓国がアジア勢初勝利を収めた。

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